
転職回数が多いデザイナーってどうすればいい?

まずは、会社の選び方を見直そうね。
今回は、
転職回数が多いデザイナーで困っている
と言った悩みにお答えしていきます。
デザイナーは、転職回数が多い職業です。
ぼくも、デザイナーとして7~8回くらい転職を繰り返してきた経験があります。
転職した理由は、選んだ会社がブラックな労働環境であったり、違うジャンルのデザインがしたい、スキルアップしたいなど、そのタイミングで色々な理由です。
しかし、転職活動で面接に行ったときは、「転職回数が多いのはどうして?」とよく言われて困ったものでした。
それでも採用通知をもらい、何度も転職活動を乗り越えてきました。
一般的に、転職は3回までと言われますが、まさにその通りで、転職回数は少ないほうが好しいです。
理由としては、転職回数が多いと「すぐ辞めてしまう人」や「何かトラブルを起こす人なのでは」など、世間体が悪くなるからです。
今の時代は転職が当たり前となっていますが、転職エージェントからの求人紹介も受けにくくなることも。
人によっては、転職をしないほうがいいかもしれませんが、職場の人間関係や体調などの問題でそうもいかない場合があります。
とは言え、転職は大変なことです。
会社を辞めてしまうと、ストレスから解放されるものの、無収入の状態が続くと生活が不安になります。
また、転職できたとしても、新しい会社で上手くやっていけるか心配になったりと、精神的な負担は少なからずあります。
そう考えると、できるだけ転職をしないことに越したことはありません。
そこで、今回は、デザイナーとして転職回数を増やしたくない人に向けて、会社の選び方や考え方を解説していきます。

こんにちは!デザイナー歴15年のダッシュくんです。現在、企業のインハウスデザイナーをしながら、副業でWebデザインのお仕事をしています。
転職は当たり前の時代だが、転職は3回までのほうが世間体はいい

まず、前提ですが、転職回数は少ないほうが世間体はいいです。
今の時代、転職が当たり前の時代となりました。
しかし、まだまだ日本社会では、転職回数が多いとネガティブに捉えられる傾向はあります。
一般的には、転職回数は3回までが定説となっています。
デザイナーに限らず、転職回数が多いと「何か問題がある人」と疑われることは少なからずあります。
そのため、転職回数が3回以上と多い人は、転職活動において不利になることが多いです。
ぼくは、転職回数7〜8回と多いため、過去に転職エージェントに申し込んでも、断られるか紹介する案件がないと言われることがよくありました。
そのため、転職活動は、転職サイトを使って自分で応募する方法しかありません。
しかし、転職回数が多いと書類選考も通りにくくなります。
特に、大手企業の求人となれば、書類選考の通過率が低く、ほぼ確実に落とされます。
そこで、応募する企業は、知名度の低い中小企業や年中求人を出している、いわゆるブラックな会社を選ばざる得なくなります。
転職回数が多い人は、転職活動やキャリアにおいて、ハードルが高くなっています。
そのため、これから転職を考えている人は、転職回数には気にしましょう。
もし、今回の転職で、3回を超えるようであれば、慎重になるべきです。
今の職場に耐えれない状況の場合は、計画的に転職を検討して、リスクが少ない道を選ぶことをおすすめします。
デザイナーに限らず、キャリアにおいて、できる限り転職回数は少ないほうがいいに越したことはありません。

転職活動はノーリスクだけど、転職はリスクがあるよ。
デザイナーで転職を繰り返す人は会社の選び方が悪い

デザイナーで転職を繰り返す人は、会社の選び方が悪い人です。
会社の見極め方が悪いといった感じでしょうか。
恥ずかしい話、ぼくも転職回数が多いので、これまで会社の選び方は下手でした。
アルバイトの子さえに「会社の選び方が悪い」と指摘されるくらいです。
思い返せば、とりあえず採用してもらった会社に行くことを前提に転職をしていましたが、それこそが転職回数が多くなる原因でした。
そこで、デザイナーの転職活動において、企業の選び方をまとめてみました。
転職を繰り返すことが多い人は、以下のポイントを改善してみましょう。
・小さな会社を選ばない
・地方の企業を選ばない
・古い衰退業界は選ばない
小さな会社を選ばない
一つ目は、小さな会社を選ばないです。
小さな会社とは、資本金が1000万円程度で、従業員数が30人も満たない会社です。
デザイナーの場合は、小さなデザイン事務所に転職するケースもあります。
小さな会社の中には、真っ当な会社はあると思いますが、デザイン事務所や零細企業は、ブラックと呼ばれる環境になっていることが多いです。
ぼくが経験した小さな会社では、社員同士はタメ口、オフィスでタバコOK、ケンカありのパワハラ、深夜残業当たり前のコンプライアンスもない無法地帯とも言えるような環境の酷い会社もありました。
そういった会社に入ってしまうと、1年も持たないでしょう。
頑張っても2年が限界です。
会社が潰れたり買収されたりなど、結果的に転職せざる得ないこともあります。
また、小さな会社の社長はワンマン企業の傾向が強く、トップダウンで意思決定がなされてしまいます。
多少、従業員に無理や不満があってもお構いなしです。
そこで、意見や対立しようというもんなら、言い合いの口論になり、結果的にケンカ別れのような転職のキッカケを作ってしまいがちです。
そして、同じような小さな会社を選ぶという負ループのあまり、転職回数を重ねてしまいます。
小さな会社は、採用基準も低く、入社しやすいですが、職場環境はどこも似たようなものです。
デザインの実力があっても、自分の価値観や理解をしてくれる環境がない場合は、長く勤めることは難しいでしょう。
そのため、大きい会社を選びましょう。
従業員数で言えば、最低でも300人以上の会社を選ぶべきです。
上場企業の場合は、多くの部署やコンプライアンスなどの組織体制を強化する傾向があります。
小さな会社では、社長や上司が合わない場合は、会社を辞めて転職する方法しかありません。
しかし、大きな会社であれば、業務改善や異動することも検討できるため、辞めて転職という選択肢を後回しにすることができます。

大きな会社のほうが選択肢が多くなります。
地方で企業を選ばない
二つ目は、地方で企業を選ばないことです。
ぼくは、東海地方に住んでいて転職を何度か繰り返してあげく、東京に出てきました。
東海地方は、時価総額1位のトヨタ自動車がありますが、トヨタ自動車以外は、中小企業が多く、あまり優良な企業が少ない印象があります。
その土地柄による企業バランスにもよりますが、東海地方は、極端に格差がある地域だと感じています。
そのため、優良な企業があったとしても、採用基準が非常に高く、一部の有名大学卒業のエリートだけが入れる狭き門です。
言うまでもなく、デザイナーとして転職回数が3回以上の人は、書類選考すら通らない可能性が非常に高くなります。
さらに、大手企業は学歴やSPI(総合適性検査)で採用を判断するため、デザイナーには不利な面接になりやすいです。
そうすると、小さな会社や中小企業の中から探さざる得ません。
これでは、いつまで経っても良い企業に入ることができずに、転職を繰り返すことなってしまいます。
しかし、東京は上場企業を含めて大きな会社がたくさんあります。
以前、デザイナーの求人を探したときも、地方の求人は5件程度でしたが、東京は50件と10倍くらいの求人件数がありました。
そのため、東京で転職活動や企業を選ぶとデザイナーとしての選択肢が広がります。
東京でも小さな会社ありますが、仕事の量で言えば、圧倒的に東京が多いです。
どうしても地元を離れられない理由がある人は別として、転職するのであれば、東京を基準に考えることをおすすめします。

いい会社に恵まれないのは土地柄もあります。
古い衰退業界は選ばない
3つ目は、古い衰退業界は選ばないことです。
例えば、老舗の印刷会社の場合は、紙媒体はインターネットのWebに変わり、もはや衰退していく業界です。
印刷会社は、昔からある産業のため古い業界とされています。
ぼくは、印刷会社にも転職をした経験がありますが、経営者や社長が60代、70代であることもあり昭和時代のような時代遅れの感覚のままの会社が多い印象でした。
そのため、風通しが悪く、経営陣や何十年も勤めている人が作り上げた暗黙のルールや義務感が強い文化が出来上がっており、組織体制や企業の考え方についていけないことがよくありました。
また、衰退業界は、必然的に売上が落ちていくため、上層部や営業部からのプレッシャーで現場は厳しい雰囲気になりやすいです。
ミス一つでも重大事件が起こったような騒ぎになることも珍しくありません。
人間関係がギスギスになり、サービス残業や深夜残業などデザイナーに負担が多くなりやすい環境では、長く勤めることは難しいでしょう。
そのため、デザイナーの転職回数が多い人は、印刷業界や広告代理店やデザイン制作会社といったデザイン業界ではなく、これから成長する業界のインハウスデザイナーをおすすめします。
これから成長していくベンチャー企業や新しい価値観を持ったスタートアップ企業を選ぶことで、仕事がしやすくなる可能性が高くなります。
また、できる限り、上場企業を選ぶようにしましょう。
どんな企業にもリスクはありますが、勢いがある上場企業は、人材が足らなくなるため採用を強化する傾向があります。
採用には波がありますが、タイミングをつかむためにも、日頃から情報収集は心がけたいですね。
スタートアップ企業や上場企業がわからない人は、四季報や株式の情報を見て、どんな企業があるかを分析してみましょう。
デザインの視点で会社を判断すると、視野が狭くなりがちです。
良い転職をするためには、良い会社を選ぶことが大切です。

デザインだけでなく企業分析がとても大事。
デザイナーの転職回数が多くても面接を有利にする方法

これまで転職回数が3回以上多いと不利になりやすいとお伝えしましたが、一つだけ有利にする方法があります。
それは、転職回数が多くても、デザインの実績や実力が比例していれば、ポジティブな印象にすることができます。
転職回数が増えるほど、年収が上がっていったり、スキルアップしている場合がその例に当てはまります。
デザイナーの転職においては、経歴よりもどれだけのスキルがあるかが重要になります。
そのため、過去の実績を集めたポートフォリオがとても大事です。
転職を考えてなくとも、日頃からポートフォリオの更新や自主制作など、自分の実績の棚卸しをおすすめします。
また、デザイナーの横のつながりも大事にしておきたいところです。
最近では、企業がリファラル採用を行っていますので、紹介で大手企業に転職できる可能性も高くなります。
SNSやコミュニティで、自分を知ってもらう行動をするのも手です。

転職回数の多さを覆すには、デザインの実力しかない。
まとめ
以上、デザイナーで転職回数を増やしたくない人に向けて、会社の選び方について解説しました!
デザイナーの場合は、どうしてもデザインの観点で会社を判断する傾向があります。
しかし、いくらその企業のCI・VIが優れていても、あくまでも表向きやマーケティングの戦略によるものです。
見た目や印象と組織体制や働きやすさは、区切って考えましょう。
特に、中小企業の場合は、ブランディングが外部と内部が伴っておらず、形骸化していることもあります。
また、赤字だらけで上手くいっていない会社もありますので、転職する場合は、よく企業分析をするようにしましょう。
「忙しすぎてとても転職活動なんてできない!」なんて人は、転職エージェントを活用をおすすめします。
以上、ご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

